物件情報
- 物件名
- :c-MA1(シー・エムエー・ワン)
- 所在地
- :東京都港区元麻布
- アクセス
- :都営大江戸線・営団地下鉄南北線 麻布十番駅 徒歩7分
- 空室物件
- :B type(80.01平米) 賃料・間取りはこちら

- 主設備
- :エアコン3機、ガス式システムキッチン、食器洗浄機
- お問い合わせ
- :リプラス・インベストメンツ株式会社 Tel:03-5425-5622
- URL
- :http://www.howff.jp/

港区元麻布:賃貸マンション
2007/08/01
c-MA1 外観
例年より少し長い梅雨の終わり、7月の蒸し暑い空気と強い日差しの中、麻布の小道を汗だくになって歩き回っていた。なかなか目的地にたどり着けない。最悪なことに、目的地への道標とすべきオーストラリア大使館を、オースト“リア”大使館であると勘違いしていたのだ。
一向に目的地に近付く気配がしないので、通りすがりの方に道を尋ねる。巡りあわせの悪いことに、声をかけたビジネススーツの男性も道に迷っていた。しかしこの男性は「ここらは道が難しいから」と、なんと御自身の手持ちの地図を私にくださった。それだけではない。この後、地元の方らしき通行人の女性とクリーニング屋の店主にそれぞれ道を尋ねたが、誰もが親身になって助けてくれる(どれだけ迷っているんだという話でもあるが)。そう、これが麻布という土地の優しさなのだ。
とにもかくにもようやく辿り着いたお目当ての物件「c-MA1」は、何のことはない、麻布十番商店街・「越しの湯」からすぐ近くに至便な場所に位置している。
中層から上層へ、空間が立体的に広がる
c-MA1はもともと集合住宅として築かれたものではない。某有名写真家のフォトスタジオがその前身で、いわゆるコンバージョン(用途転換)物件である。c-MA1では内装のみならず外装も一部解体され軽快なイメージのガラスBOXが増設されているため、古めかしい部分は一切無く、堅牢そうな建物にわずか3戸の贅沢な集合住宅となっている。
今回ご紹介の「B type(80.01平米、2階)」は、“スキップフロア”と呼ばれる構造を持つ。1戸の室内に上・中・下と3層のレベル(高さ)のスペースを有し、それぞれのスペースはおよそ70−80センチ程度の小さな階段で結び付けられている。これにより視覚・動線ともにダイナミズムが生まれ、ギャラリーのようなドラマ性ある空間が成立している。
この物件のなお秀逸なところは、こういったドラマチックな構造でありながら、“暮らしやすさ”もまたしっかりと成立させている点にある。例えば、下層に位置するキッチンスペースは、十分なスケールのシステムキッチンが配置されると共に、幅1800mm×奥行900mmのテーブルを置くことが出来るゆとりあるダイニングスペースがすぐ隣にある。また、上層にはスライド式の間仕切りを備えた約16畳のフローリングスペースがあり、使い手の好みによってリビングや寝室を自由に構成することが可能だ(壁一面の開口部と2機のエアコンも嬉しい)。収納もべらぼうに多い。
上層からの眺め。右手の最下層には広いキッチン
c-MA1・B typeを特徴付ける中層の3畳ほどのスペースは、部屋の中心に位置しており、居住者の価値観が最も表れるスペースだ。シングルで住まうなら、ギャラリーのようにとっておきの家具コレクションを並べたい。ファミリーであれば、北欧のおもちゃを置いて子どもと一緒に遊べたらどんなに幸せだろう。
それにしてもc-MA1のインテリアはこれだけモダンでありながら、落ち着いた「和」の雰囲気を不思議と感じさせてくれる。ここではあえて上層のリビングに目線の低い家具や座布団を並べて、床に近い生活を送っても楽しいはずだ。ゴロゴロと寝転がるその下に向かって中層・下層と空間が伸びるため、通常なら味わえないような心地よい浮遊感を感じることが出来るからである。
道に迷って余分に歩き回ったことを差し引いても、初夏の昼下がりはひどく蒸し暑い。にもかかわらず、採光たっぷりの大きな窓を二つほど開ければ、部屋中に爽やかな風が流れ込み、驚くほどに涼しく体をいたわってくれる。
麻布という土地の優しさ、風の優しさ、光の優しさに包まれて暮らす。c-MA1はそんな毎日の過ごし方を想起させてくれた。(Written by Kersol)
上層の16畳ほどのスペース。広い開口部を開け放つと真夏でも涼しい風が舞い込む。
バスルームの窓を開けると、ポストカードのような眺めが。左手はセント・メリー教会のチャペル。
麻布十番商店街の渋い店。もちろんクールなカフェもそこら中に。
※コラムタイトル「10時間38分」とは、諸データによりKersolで取りまとめました「就業者の平日平均在宅時間」(在宅起床時間平均4時間29分、睡眠時間平均6時間9分)です。