音楽情報 サックス【Kersol recommends】

サクソフォンが奏でる情熱の歌声


2007/11/14

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アルトサックスの澄み切ったサウンドがライブハウスいっぱいに鳴り響く。その音色は叫びであり囁きであり、表情豊かに発せられる歌声のようだ。インストゥルメンタルとしては異例とも言える、2年半の短期間に3枚ものアルバムを立て続けにリリースした「Tag」。サックスの若きカリスマが、元JUDY AND MARYのドラムス・五十嵐公太など経験豊富なバックバンドを従え、躍動感あふれる圧倒的なライブパフォーマンスを繰り広げる。

ジャンルを超えた、“Tagミュージック”という在り方

サックスプレーヤー「Tag(タグ)」インタビュー

サックスと言えばジャズやファンク、或いはポップスなど“特定の音楽ジャンルと強く結びついた楽器”というイメージが一般的に存在するのではないだろうか。しかしTagの奏でるサックスは、ジャズやポップス、更にはクラシックのエッセンスを押さえつつも、そういった“ジャンルという枠”では説明しきれない、独特の旋律の上に成り立っている。そしてその音楽はアヴァンギャルドな部分を含みながら、しかし多くの人にとって実に心地よく聴きやすいものとして昇華されているのだ。

「学生の頃は主にクラシックを勉強して来たのですが、その後ジャズをやったりポップスのバックバンドをやったりと、ジャンルにこだわるのではなく自分が“良いな”と思うものをとにかく吹いています。その結果、そういった数々のジャンルの音楽を自分なりに消化するようになって、現在のような“ジャンルでは定義できない”音楽スタイルに至ったのだと思います。」

「よく、“演奏のジャンルは何ですか?”と聞かれることがあります。僕としては何か既存の枠に当てはめて捉えられるよりも、“Tagの音楽”として認知して頂くことを目指しています。音楽というのは、本来とても自由なものだと思いますから。ただ、だからといって独善的に突っ走るのではなく、出来る限り多くの人々が“聴いていて楽しい”と感じてもらえるような音楽を作りたい。何せ僕自身がJAZZからJ-Popまで、楽しい音楽なら何でも好きですからね。(笑)」

サックスプレーヤー「Tag(タグ)」インタビュー

「音楽は“瞬間の芸術”」

もう一つ、“Tagミュージック”の特徴は、彼の奏でるサックスの音色や表情が実に「肉声的」なことだ。Tagによれば、管楽器、中でもアルトサックスは「歌をうたう」行為に最も近い楽器とのことだが、彼の演奏からは肉声が持ちうるようなパッションや体温をとりわけ強く感じることができる。

「楽曲やCDも大切ですが、Tagミュージックの本質はやはりステージにあると考えています。同じ曲、同じ旋律であっても、今この時、どういう音を出すか?ステージに上がりサックスを手にするたびに想いを巡らせます。こういった僕自身のスピリチュアルな部分がリスナーへのメッセージを生み出し、同じメロディを演奏したとしても全く異なるような音色と表情、つまり人間の肉声のような印象を持って響き渡るのだと思います。」


高度な演奏技術と強力なバックバンドが織りなす音楽としての「様式美」。それに加え、自由かつパッション溢れたTagのsoulとも言えるライブパフォーマンスが、多くの聴衆を虜にする理由なのだろう。

「音楽は“瞬間の芸術”だと思います。何か決まった形やルールを繰り返すのではなく、ひとつひとつの瞬間に新しく生まれては消えていく、そういった儚さにこそ楽しみや美しさを見出せるのだと思います。」

奥深くもあり、直感的でもある。感性の異なる多くの人々ですら包み込んでしまうTagミュージック。スケールの大きな、圧倒的な爽快感を是非ともライブで味わいたい。(Written by Kersol)

■ディスコグラフィー

Suite for Shining Life 2nd Album
『Suite for Shining Life』

Saxoful Stroke 1st Album
『Saxoful Stroke』

STYLE debut mini Album
『STYLE』


お問い合わせ先

Tagオフィシャルサイト:http://saxoful-tag.com/

リアライズレコード:http://realize-records.com/



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