問い合わせ
問い合わせ:田島 史朗 info@ardiglione.com
※作品はすべてシルバーの値段。金やプラチナなどでも受注制作可能。
2007/12/05
神奈川県、大磯の自宅の一室にある工房で、ひっそりとジュエリーを創る彫刻家がいる。田島史朗。学生時代から金属に魅せられ、多摩美術大学では彫刻学科を専攻。卒業後は一時奄美大島に移住、その後東南アジアを周遊し、その傍らで彫刻の制作に励んだ。
小さな工房でジュエリー制作に励む田島氏
田島氏がジュエリー制作に出逢ったのは2004年のこと。ある財団の奨学生としてイタリア・フィレンツェへ渡り、1年間ジュエリー制作の専門学校でロウ型鋳造の技術を学んだ。もともとは自身の彫刻にその熟練されたフィレンツェの鋳造の技術が活かしたい、という思いがあった。しかし、次第に「ジュエリー」そのものに魅力を感じるようになる。それは、彫刻に比べ、ジュエリーは一対一の関係、受け手からより早い反応が返ってくるという喜びがあるからだ。
田島氏の彫刻作品は我々が一般的に思い描く「彫刻」とは少しイメージが違う。奄美大島滞在時から数回にわたり参加してきた「UNDERESTER EXHIBITION AQUART」は、主に水中が作品展示の場。水中にチューブで表現した花を咲かせた『はな』や、海上に机を置き、訪れた人々に引き出しに入っている指示書(例えば、水平線を見てくださいなど)に従って行動してもらいその感想を紙に書いてもらうという、参加者体験型の作品を制作。また、個展「しみいる」では、海水が入った金属の舟から徐々に水が染みだし、展示されている1週間の間に徐々に腐食していく様子を表現した、個展名と同タイトルの作品『しみいる』という作品を発表した。
空間や時間、変化や人の動きによって完成する田島氏の作品は、インスタレーション、立体造形とも呼べるが、田島氏は、「肩書きなんてどうでもいいですよ、僕の作ったものを素直に楽しんでいただければ良いんです」と笑う。
AQUART2002年で発表した、海中に咲く『はな』
2003年の個展「しみいる」で展示した『しみいる』
田島氏は様々な造形の作品を創るが、中でもやはり、金属を扱った作品が多いという。何故、かくも金属に惹かれるのか。
「木や石といったものは、そのままで既に完成されたものという気がするんです。金属は僕が手を加えることによって始まる。自分の意志を反映しやすいのです」。
田島氏の創るジュエリーは、独特のフォルムが美しい。金属のうねりや力強さ、そしてそれを内包した優美さは、過去様々な芸術作品を生み出して来た豊かな創造力が、確固たる彫金の技術と結びつき生まれたもの。敢えて男性中心のジュエリーを制作するのは、男性の方が金属のラインの美に魅力を感じるだろうと思ったからだ。身につければ、単なるファッションを超えて、そこに宿る芸術家の魂まで感じることができるはずだ。
4面構造により立体的に仕上がった存在感のある指輪 lorica-G- 90,000円
ルビー、オニキス、ペリドット、ラブラトライトが配されたカフリンクス 35,000円
問い合わせ:田島 史朗 info@ardiglione.com
※作品はすべてシルバーの値段。金やプラチナなどでも受注制作可能。