アンリ・ド・トゥルーズ=ロートレック
ロートレックは、南仏・アルビで1000年以上の歴史を持つ貴族の家に生まれた。しかし、生まれつき虚弱な体質であり、少年時代の骨折が原因で両脚の成長が止まってしまう。幼少時から素描の才能を示していたロートレックは画家になることを決意し、大衆文化に花開いた「美しき時代=ベル・エポック」を迎えていたパリに出る。その中でも、住み着いたモンマルトルの丘は「ムーラン・ルージュ」をはじめとするダンス・ホールなどの娯楽施設が立ち並び、多くの市民や観光客で賑わう歓楽街として栄えていた。ロートレックは、その歓楽の世界に生きる芸人たちや娼婦などの人々の華やかな姿や悲哀を描き、数々の傑作を残している。大胆で斬新な画面構成によるオリジナリティ溢れる作品は、ピカソなど当時の画家たちにも大きな影響を与えた。

≪女道化師シャ・ユ・カオ≫
≪黒いボアの女≫
ロートレック














