アート情報 展覧会

「ルノワール+ルノワール展」開催


2008/02/19

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ピエール=オーギュスト・ルノワール『田舎のダンス』/ジャン・ルノワール『ピクニック』 ピエール=オーギュスト・ルノワール『田舎のダンス』 1882〜1883年
©Photo RMN/H.Lewandowski/digital file by DNPAC
ジャン・ルノワール『ピクニック』 1936年
Paris,Collection cinematheque francaise,
fonds femis;D.R

東京のBunkamura ザ・ミュージアムにて「ルノワール+ルノワール展」が2008年2月2日(土)から5月6日(火・休)まで開催される。本展は2005年にパリの映画博物館とも言えるシネマテーク・フランセーズで開催され、父の絵画と息子の映画を同時に展観できるという視点の新しさから大きな話題となったもの。そして、2月から東京で、5月からは京都で、オルセー美術館セルジュ・ルモワンヌ館長の総合監修のもと開催の運びとなった。

印象派の画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、彼の次男で映画史に名を残す映画監督ジャン・ルノワール。「ルノワール+ルノワール展」は二人の巨匠に焦点を当て、父の絵画と息子の映画を同時に鑑賞できるという展覧会である。本展では、父の絵画と息子の映画の抜粋を「家族の肖像」、「モデル」、「自然」、「娯楽と社会生活」と4つの章に分けて紹介する。同じテーマで絵画と映画を対比することによって、親子間の確かな関係、巨匠と呼ばれる表現者二人の根底に流れる共通性を明らかにしていく。

本展では、ルノワールの絵画約50点が展示される。そのうち、オルセー美術館からは日本初公開作品を含む約15点の油彩が展示される。36年ぶりの日本公開となる、ルノワールの転換期の連作のひとつ、後に妻となるアリーヌ・シャリゴを描いた『田舎のダンス』(1883年)、木漏れ日が降り注ぐ中で語らう男女の一瞬を永遠に留めた名作『ぶらんこ』(1876年)。また、約半世紀ぶりの日本公開となる『コロナ・ロマノ、バラの若い女』(1913)や、『座る娘』(1909年頃)、『バラを飾るガブリエル』(1911年)などの日本初公開作品も注目を集めるだろう。オルセー美術館が誇る所蔵作品と、本展に集結するルノワールの絵画は、まさに「ルノワール展」の決定版と言えるだろう。

『大いなる幻影』(1937年)、『河』(1950年)、『フレンチ・カンカン』(1954年)などの作品で知られる、映画史上最も偉大な監督の一人であるジャン・ルノワール。映画表現の改革者とも呼ばれるジャン・ルノワールは、ジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーなど、才能ある映画作家たちに多大な影響を与えた。本展では『ピクニック』(1936年)、『ゲームの規則』(1939年)、『黄金の馬車』(1952年)、『草の上の朝食』(1959年)など、約15点の抜粋を父ルノワールの絵画と共に展示する。日本ではなかなか触れることのできない彼の作品を改めて取り上げることで、ジャン・ルノワールを再発見する機会となるだろう。

画家ルノワールは身近な家族をよくモデルとして描いた。長男ピエールや三男クロードと同様、ジャンもその愛らしい姿が多くの作品に残されている。今回出品される『狩姿のジャン』(1910年)は、彼が最後まで手元に置いていた父の作品である。そして、息子は偉大な父の影響を生涯受け続け、自身もまた巨匠と呼ばれる映画監督となった。

本展は、言葉に出来ない父と子の深いつながり、目に見えない絆、そして家族について考えるきっかけともなるに違いない。

ピエール=オーギュスト・ルノワール『自画像』 ピエール=オーギュスト・ルノワール『自画像』 1879年
©Photo RMN/J.G. Berizzi/distributed by DNPAC

ピエール=オーギュスト・ルノワール『陽光の中の裸婦(試作、裸婦・光の効果)』 ピエール=オーギュスト・ルノワール『陽光の中の裸婦(試作、裸婦・光の効果)』 1875〜1876年頃
©Photo RMN/H. Lewandowski/digital file by DNPAC

ピエール=オーギュスト・ルノワール『ぶらんこ』 ピエール=オーギュスト・ルノワール『ぶらんこ』 1875年
©Photo RMN/H. Lewandowski/digital file by DNPAC


「ルノワール+ルノワール展」概要

期間
:2008年2月2日(土)〜5月6日(火・休)
会場
:Bunkamura ザ・ミュージアム(東京都渋谷区)
開館時間
:10:00〜19:00(毎週金・土曜日は21:00まで)
※4月26日〜5月6日は9:00〜21:00
休館日
:開催期間中無休
入館料
:一般1,400円、大学・高校生1,000円、中学・小学生700円
お問い合わせ
:03-6215-4406(自動音声対応)
公式サイト
http://www.ntv.co.jp/renoir/

「ルノワール+ルノワール展」招待券プレゼント

今回ご紹介した、「ルノワール+ルノワール展」の招待券を、Kersol会員の中から抽選で10組20名様にプレゼントいたします!
応募受付期間:2008年2月19日(火)〜3月12日(水)
抽選・当選発表:厳正なる抽選の上、当選発表は招待券の発送をもってかえさせていただきます。

プレゼントの応募受付は2008年3月12日をもって終了いたしました。




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