高級旅館経営者インタビュー
「箱根・翠松園」「熱海 ふふ」原田氏が語るふたつの旅館の“こころ”(2/2)
2008/05/13
「『翠松園』の方は国の有形文化財である翠松園という古建築をそのまま残し、土地の記憶を重んじました。一方『ふふ』が位置するのは、熱海の街の中心地。雑然とした住宅街の中に紛れるように建っています。不思議なことに、山の中腹にある『翠松園』よりも街中の『ふふ』の方が隠れ家感が強いらしく、また熱海というアクセスの良さからも、東京だけでなく名古屋や大阪からのお客様も“隠れ家”を求めていらっしゃいます。
また、どちらの宿にも共通しているのは、スタッフが若いということ。スタッフは一から当社で教育し、慣習にとらわれないサービスを心がけております。
まだ、全ての季節も知らぬ誕生したばかりの旅館です。至らないことも多いかもしれません。それでも我々は新しさと若さこそを武器に、常に謙虚な姿勢で、時には柔軟に変化もしつつお客様に満足していただける最高の旅館を目指しております。
そう、旅館は生き物なのですよ。失敗や苦労をしつつもそれを克服した人は老いても美しい。我々は、そのように年を重ねて行きたいと思っております。」
KPG LUXURY HOTELS 取締役社長 原田雅史氏談


















