連載コラム 建築 不動産【10時間38分-デザイン建築がもたらす豊かさの時間】Vol.13
2年をかけてこだわり抜いた、理想の住まい「Unite(ユニテ)」(1/2)
世田谷区三宿:販売物件
2008/06/23
世田谷区三宿、淡島通りから少し入った閑静な緑地公園のそばに、洒脱な集合住宅がある。
その居住者たちが建築家とともに2年の歳月をかけて築き上げたコーポラティブハウス、Unite(ユニテ)である。
居住者の想いが詰まった家
エントランス
集合住宅の居住者が、住宅の企画・設計段階から要望を出し合い、物件を作り上げていくコーポラティブハウス。大量生産された集合住宅にはない個性や利便性を備える一方で、戸建てに比べて価格が安く済む傾向にあることから、“理想の住まいを実現する手段”としてその認知度は高まってきている。
居住者の想いがたっぷりと詰まっている故か、コーポラティブハウスが中古物件として流通することは実にまれ。今回ご紹介するUniteのオーナーご家族も、現状の住まいには心から満足されているそう。ただし、趣味の野菜作りをもっと身近な場所で行いたいとのことで、住み替えを決断したそうだ。
趣味が多彩で人付き合いの多いご夫婦に、育ち盛りの子供が1人という現オーナー。家族が深い団欒を持てるようにと温かな願いを込めて作られた住まいは、完成まで実に2年の歳月を要したという。建築家の描く基本構造を前提に、居住者家族で間取り・内装をアレンジしていくのだが、そこには様々なドラマがあったようだ。











