Droog Design
- 所在地
- :東京都渋谷区恵比寿2-4-2
- TEL
- :03-5795-1889
- 営業時間
- :金曜・土曜の12時〜20時(日〜木曜日はオフィスとなります)
- URL
- :http://droogdesign.jp/

2008/06/26
ドローグデザイン 恵比寿ショップの店内
イームズに代表されるミッドセンチュリー・デザインが日本の至る所で爆発的に再興され、それに引っ張られるかのように倉俣もスタルクも何もかもが尖兵的に消費されていた2000年ごろ、ロッテルダム国際映画祭での招待上映を終えた知人の映像作家がお土産に買ってきてくれたのがドローグデザインのマグカップだった。いかにも手作りのような形状とペインティングがとてもユニークで、“大量生産技術とデザインの融合”がその本質であったミッドセンチュリーや、フォークロア(民族性)を根とする北欧デザイン等とは異なる新鮮さを感じさせてくれた。当時、既にドローグデザインの存在は広く知られつつあったが、2008年6月、ようやく(!)日本におけるショップ兼ショールームが恵比寿に誕生した。
ドローグデザインは、特定のデザイナー集団というよりは、“世界中の多様なデザイナー、アーティストがメッセージを持ってデザインを行う”という「プロジェクト」に近い存在。1993年のミラノサローネにて一躍脚光を浴び、リチャード・ハッテンやクリス・カベル、マルセル・ワンダースなど才能溢れる多くのデザイナーたちがドローグデザインのネームにて作品を発表してきた。ちなみに“ドローグ(droog)”とはオランダ語で、意味は英語でいう“dry”。デザインの為のデザインではなく、人間の生活や日常と密接に関わり合うことで生まれるものがデザインであると、既定のデザインの在り方に対してdryな視点を投げ続けている。
ピリリとスパイスの効いたメッセージを問いかけながら、視覚に焼きつくような美しいデザインを生み出すドローグデザイン。家具やら建築やらの枠組みを超えて、日本にどんなインスピレーションを与えてくれるのか、大いに注目したい。
「Shadylace parasol」その影が森林を思わせる、美しいパラソル
「high chair」子供の成長に合わせて、チェアの脚をノコギリでカットする