ラヴァルダンの城の前、丸いフルーツ皿に乗った果物と花々 1957年アンドレ・ボーシャン 個人蔵 © ADAGP, Paris&SPDA,Tokyo,2008
2008年7月5日(土)〜8月31日(日)まで損保ジャパン東郷青児美術館にて「アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス」展を開催する。
フランス中部のロワール地方で園芸の仕事にたずさわっていたアンドレ・ボーシャン、アメリカのヴァージニア州とニューヨーク州で農家の主婦として農場を切り盛りしていたグランマ・モーゼス。ボーシャンがパリの美術展サロン・ドートンヌに出品し、その作品が美術理論家らの目にとまったのは48歳の時、モーゼスの作品がニューヨークの無名画家の展覧会に出品され、その名が知られるようになったのは79歳の時のことだった。
ボーシャンもモーゼスも本業のかたわら絵を描いてはいたものの、画家として認められ本格的に制作活動を開始したのは、いずれも人生の後半になってからのことだった。身近にある自然、あるいは日々繰り返される日常を描いた二人の作品は素朴で愛情にあふれ、人々の心を和ませる魅力に満ちている。
本展覧会ではボーシャンの作品47点、モーゼスの作品22点を展示、自然を愛し家たちの心暖まる世界を紹介する。自然を愛した画家が贈る、心暖まるメッセージに耳を傾けたい。