連載コラム ライフスタイル 【小西康隆の『小粋の哲学』】 Vol.18

人に好かれるカツヒコ先生のオハナシをひとつ。(2/2)

(株)インタープラネット プロデューサー 小西康隆


2008/08/05

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僕はもう何年も前に奴から、そんな事を聞いて感心したと言うよりも驚いて仕舞った。随分と成長したんだなぁ、と。実家が向かい同士だったから高校の頃は、夜中にお互いの家から屋根づたいに抜け出して二人で呑みに出掛けたりした仲で、ロクでもないコトばかりやっていたものだ。そんな彼が患者さんとのコミュニケーションを図るためにいろんな努力をしていたなんて、実に驚きだった。

札幌は相変わらず不景気の波が押し寄せていて、潰れてしまう病院だって数多く在る。その中で、彼が携わっている病院はすこぶる評判が良いらしい。新設する病院も増えているそうで、診療と病院経営と両方で謀殺されているとウレシイ悲鳴を上げていた。

あれから僕は、ちゃっかり勝彦君のアイディアを戴いて仕舞った。僕も日々沢山の人々と会う機会が多い。余りに多いので後で名刺を整理していて顔と名前が一致しないなんて事が増えて来たのだ。彼奴のカルテを思い出し、打ち合せの時や相手との初顔合わせの際などでは、仕事以外の様々な話をしながら、貰った名刺に小さな文字でメモるのでアル。

こうしておけば、次回またお会いした時にスーッと会話が弾み、仕事もスムーズにはかどるって訳だ。まぁ、中には貰った名刺に「丸メガネ、コイツ駄目。トラブルメーカー」なんて書いてあるモノもある。でも、その名刺を見た途端、その時の状況が思い浮かぶのだから仕様が無いね。端的にポイントだけを探って、メモるってのも大事な事なのだ。

話はちょっとソレるが、女のコと出会う時も同じである。別にカルテにメモる訳じゃないが、どんなコと会っても必ずその人の「良い箇所」を見つけてあげるのだ。そして、ソコを必ず褒めてあげるのでアル。人にはいつも夢と希望を与えてあげなければ駄目だ。良いところをずっと褒めてあげれば、人は必ず光り輝くのだ。

普通の女の子がタレントになったりして、人前に立つようになりドンドン魅力的になるのだって、ファンが出来て人知れず褒められ、崇められるからコソである。

コレは、合コンの時なんかでも重宝するゾ。褒められて機嫌を損ねるヒトなんてまず居ないからネ。但し、余り大げさにヤリすぎると、ナポリの色男ヨロシクいけ好かなくなっちまうから気を付けてやってみようじゃないか。

人に好かれるカツヒコ先生のオハナシをひとつ。

最後にもうひとつ、「キザなセリフほど、堂々と言った方が良い」のだ。洋服と同じで、ちょっとでも照れが入るとすべてが台無しになる。堂々と言えば、自分のセリフとなり、相手もホロりと来る筈だ。そうなれば、パナマ帽でも冠って粋なナポリの伊達男にでもなっちまえ。では、皆さん良い夏を。


小西康隆(Yasutaka Konishi)

小西康隆(Yasutaka Konishi)

株式会社インタープラネット プロデューサー。1960年2月、北海道生まれ、渋谷育ち。
10年間のサラリーマン経験の後、バブル経済終焉の'91年に起業。広告制作、生活雑貨のプロデューサーとなり、趣味で始めたバーをきっかけに飲食プロデュースを多く手がけるようになる。現在は飲食店経営の他、広告・ブランディング... 続きを読む






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