連載コラム ライフスタイル 【MEXICO RICO! 豊かなメキシコの大地から】 Vol.7
メキシコは何色?〜ピンク色のメキシコ(1/3)
株式会社グローバル・コメルシオ 代表取締役社長 木村謙介
2008/08/19
唐突ですが、みなさん、メキシコと聞いて何色を想像しますか? 国に対してイメージされる「色」というのは、国旗の色に影響をされることが多分にあります。ぼくにとっては、フランスと言えば青白赤のトリ・コロールだし、中国も赤のイメージがやはり強いです。もちろん国旗自体は国家独立の理念と密接に結びついているので、フランスに対してイメージされる色には「自由・平等・博愛」という価値観も投影されてしまいます。
メキシコ合衆国旗
メキシコの国旗、すぐに思い浮かべることができますか? 北京オリンピックでも残念ながらなかなかお目にかかる機会がなかったので、パッと思いつく人はなかなかのメキシコ通と言えるでしょう。
メキシコ国旗のベースは緑白赤、イタリアの国旗と同じです。しかし、面白いことに、色に込められた理念は異なっているんですね。イタリアの場合は、緑は国土、白は雪・正義・平和、赤は愛国者の血・熱血。一方のメキシコは、緑は独立・希望、白はカトリック・宗教的な純粋さ、赤は民族の統一を表しています。似ているようで似ていない、というのが興味深いです。メキシコの場合、この3色をベースにした旗の中央に鷲をモチーフにした国章が置かれています。
さて、前置きが長くなりましたが、実はぼくの中のメキシコのイメージはピンク色です。しかも桜の花のような淡いピンクではなくて、ショッキングピンクに近いピンクです。
確かに緑白赤もメキシカンカラーだとは思うのですが(ぼくの中では、「緑=青唐辛子&コリアンダー、白=玉ねぎ、赤=トマト」。これ、サルサ・メヒカーナと呼ばれるレシピそのもの!)、「メキシコ=ピンク」というイメージの方がどうしても勝ってしまいます。国旗から想像される色と異なり、政治的な意味合いは一切ありません。純粋にメキシコで感じたのが、ピンクというイメージです。
どこからこのイメージがやってくるのだろうと考えると、大きく2つの理由があるような気がします。










