連載コラム ライフスタイル 【MEXICO RICO! 豊かなメキシコの大地から】 Vol.7

メキシコは何色?〜ピンク色のメキシコ(2/3)

株式会社グローバル・コメルシオ 代表取締役社長 木村謙介


2008/08/19

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ブーゲンビリア

ブーゲンビリア ブーゲンビリア

壁をつたって一面に咲きほこる紫やピンクの花々を、メキシコでは一年中目にすることができます。特にメキシコシティ南部のクエルナバカでは、街中がブーゲンビリアで覆われることで有名。文字通り「狂ったように咲き乱れている」という印象が強く、メキシコの青い空と生命力のあるショッキングピンクのコントラストは一度見たら脳裏に焼き付いて離れません。メキシコの国花はダリアだそうですが、ぼくの中ではブーゲンビリアです。

ピンク色の壁

ルイス・バラガン邸(1948年作/メキシコ・シティ) ルイス・バラガン邸(1948年作/メキシコ・シティ)

メキシコ オアハカ在住の友人の家 メキシコ オアハカ在住の友人の家

カラフルな建築物もメキシコの特徴の一つ。メキシコのみならず20世紀を代表する建築家である、ルイス・バラガン(Luis Barragan,1902-1988)の作品にもピンク色の建築物は数多く登場します。世界遺産に登録されている彼の代表作「ルイス・バラガン邸」にもピンク色の壁が非常に効果的に使われており、「バラガン・ピンク」と呼ばれるほど、トレードマークの一つになっています。しかし、このような巨匠の作品のみならず、一般の建物・民家にもピンク色をした壁を多く目にすることができます。逆に言うと、バラガンは従来メキシコの民家に見られた壁一面をピンクや黄色などカラフルな色で塗るという習慣をモダニズム建築の中に取り込み、彼独自のスタイルを確立したとも言えるでしょう。写真は「バラガン邸」とメキシコ オアハカ在住の友人の家。ピンクと黄色の壁が実にかわいらしいです。

日本語で「ピンク」と言うと、場合によっては卑猥な意味合いを含むことがありますが、メキシコではネガティブな意味はほとんどないようです。スペイン語でピンクは「ROSA(ロサ)」といい、ROSAから想起されるイメージは「花、春、女性らしさ、愛」といった肯定的なものばかり。





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