マックロマンス(MAC ROMANCE)
1965年8月東京生まれAB型。1983年単身渡英しプロミュージシャンとして活動する。1988年帰国、バーテンダーに転身。1993年東京都目黒区自由が丘に「プースカフェ」を開店、自ら店に従事する。2003年バースタイリスト活動を開始。バーのプロデュース、カクテルブックの制作など多方面のフィールドで独自スタイルのバーワークを展開... 続きを読む
バー・スタイリスト MAC ROMANCE
2008/09/26
既成の概念にとらわれず自由に様々な食材を組み合わせて自分好みの料理を発案する。失敗も多かろうが、新たな発見をしたときの喜びの大きさは計り知れない。というほど大げさなものでもないけれど、その考え方は私のカクテル作りにも反映されているように思う。もっともそのような私のアバンギャルドな方針に居場所があるのは、正統派あってのこと。えへへ。最近の私はなかなか謙虚なのである。
それではカクテルメイキングにおける正統派的セオリーをここに披露してしまおう。これを言っちゃうとカラクリが全部ばれちゃうんだけど、まあいいや。それで仕事が来なくなったら転職しちゃうもんね。
さておき。事実。カクテルは三味一体にて構成されている。
三味とはすなわち1、ベースの酒。2、甘味。3、酸味。これだけである。すべてのカクテルはこれのバリエーションでしかない。もちろんどの世界にも偏屈な考え方があることは周知の通りである。勘のよい人はもう理解できたよね。そうでない人にもマックロマンスがやさしく教えてあげるとも。けれども今日はもう時間がないからまたの機会にぜひ。
米を原料にした酒、つまり日本酒やら焼酎について今さら語ることはほとんどない。だから、まだあんまり知られてない外国の酒を軽く紹介しておくことにする。ベトナムの酒で「ネップモイ」というのがそれだ。日本ではスピリッツにカテゴラズされていて、「米のウォッカ」と称する人もいる。原料の餅米にスパイスを加えて作った蒸留酒で、口に含んでみるとなるほど確かにふわっとした餅米の甘い香りが口の中いっぱいに広がる。独特の不思議なテイストは好みの別れるところだろうけれど、タイやベトナムのエスニック料理が好きな人だったら、ちょっとはまってしまうかも知れない。過ぎ去りし夏を偲びながら、ストレートでちびちび舐めていただきたい。
photo by OSAMU KURIHARA

1965年8月東京生まれAB型。1983年単身渡英しプロミュージシャンとして活動する。1988年帰国、バーテンダーに転身。1993年東京都目黒区自由が丘に「プースカフェ」を開店、自ら店に従事する。2003年バースタイリスト活動を開始。バーのプロデュース、カクテルブックの制作など多方面のフィールドで独自スタイルのバーワークを展開... 続きを読む