droog NOW 概要
- 期間
- :2008年10月30日(木)〜11月22日(土)
- 会場
- :happa
東京都目黒区上目黒2-30-6 - TEL
- :03-6657-8857
2008/09/05
有限会社ドゥポワソンは、オランダ発のデザイン・ムーブメント、droog design(ドローグデザイン)のエキシビション「droog NOW」を2008年10月30日より開催する。
また併せて、コンテンポラリージュエリーデザイナーでありdroog designの創始者でもあるハイス・バッカーの個展も開催する。
droog design日本未公開の作品や今年度のミラノサローネで展示された作品を中心に、数々のユニークピースを展示する。世相を反映したこれらの作品は、強いメッセージを込めつつも私たちの日常にとけ込むような親和性を持ち合わせており、新素材の可能性を追求した作品や、機能はさることながらシンプルながらも予想を裏切るようなフォルムの作品、はたまたサーカズムに富んだアート性の強い作品などを取り揃え、droog designのエッセンスを身近に感じることができる。
Tailor chair
Chris Kabel
Chroma key chair
Minale Maeda
Seam chair
Chris Kabel
オランダのジュエリー作家であり、工業デザイナーでもあるハイス・バッカーは、1993年に発足したdroog designの創始者としてもダッチデザインを率いるオピニオンリーダーであり続けてきた。今回、droogの展覧会に併せ、ハイス・バッカー個人のジュエリー作品が紹介される。
「REAL?」と題された今回の展覧会は、本年春にオランダ・アムステルダムにて発表された「REAL?」シリーズとその前身である「REAL」シリーズから成る。「REAL」シリーズでは、人工石で作られた既製品のコスチュームジュエリーをモチーフに、「本物の」貴金属や貴石を用いプロの金細工師の手で作られたミニチュアサイズの「イミテーション」が「オリジナル」であるコスチュームジュエリーに寄生し、一つのブローチやリングとなっている。また、そのシリーズに応えるように作られた「REAL?」シリーズでは、既製品のコスチュームジュエリーを文字通りゆがませ、切り込みを入れ、こわすことで新しいジュエリーを生み出している。或いは、粘土を素材にジュエリーを模刻し、さらにその表面に描写を施したものもある。何重にも本物とフェイクについて問いかけが隠され観る者を戸惑わせるコンセプトの連鎖は、強いインパクトを持ちながらもエレガントな佇まいを見せる。
Stretched Yellow Brooch
Series:REAL? nr.355
Cross Brooch with Hole
Series:REAL? nr.352
Perticolour
Series:REAL nr.341
droog designは1993年にオランダで提唱された、いわば「デザインの基準」である。droog designの活動や作品は、ミニマリズムに傾倒したものに見受けられるが、そのどれもが緻密なコンセプトに基づいている。物理的に何かを作り上げることがデザインではなく、モノやイベントを提供することにより、それらを体験・経験した人々に生活やアイディアに鮮烈なインスピレーションを与えるものこそが、droog designの定義するデザインである。