高級レストラン&スポーツビジネス特集
“倒産しない組織”の宿命
一般的に言って、公的機関に代表されるような危機感・緊張感に欠ける組織は、「意思決定が遅い、誤る」「社内で足の引っ張り合いを行う」「顧客サービスがおろそかになる」などといった致命的な弊害が生じがちである。そして球界の内情をうかがい知る限り、プロ野球球団もその例外ではない。球団によって違いはあるものの、スポーツビジネスに対して全く無知な役員や社員が定期的に親会社から派遣されたり、球団内で激しい派閥抗争が繰り広げられたりとの光景が常態化している球団すらある。社内政治やポスト争いにうつつをぬかし、ファンサービスやチーム強化は後回し。何しろ倒産しないのだから、それが許されてしまうというわけだ。
このような状態が長く続けば、球団におけるファンサービスの質や改革意識は低下し、やがては多くのファンに見限られてしまうことは言うまでもない。親会社が比較的若い企業の球団に関しては、親会社自体が有する競争文化を上手に継承しつつあるケースも見受けられるが、そのような場合を除いては“球団のオーナーシップの在り方”に起因する問題の大きさを再考する余地があるだろう。
「Kersolマガジン」をご覧いただくには、JavaScriptの設定とAdobe Flash Player8以降が必要です。
ご利用のブラウザのヘルプ等をご確認の上、JavaScriptの設定を有効にしてください。
Adobe Flash Playerにつきましては、こちらからダウンロードすることができます(無料)。

































































