The Art of Spirits-テキーラ、ラム、ウォッカ、ジン 熱き魂の雫
GIN - ジン(2/4)
オランダの“薬”がロンドンでブレイク
ジンが生まれたのは1660年のオランダ。ライデン大学の医師であるシルヴィウ博士が、熱病に効く薬として開発したのが起源だ。それが17世紀にオランダの国王ウィリアム3世がイギリスの国王に就任し、ジンを祖国から持ち込んだため、イギリス国内でも大ブレイク。その後産業革命で連続式蒸留機の導入と発達により、今のようなクリアでドライなジンが大量に生産され普及することになる。原料は、トウモロコシ、大麦、ライ麦など。植物性成分としては、ジュニパー・ベリーやコリアンダー、シナモン、オレンジやレモンの果皮やハーブなどが用いるが、その配合は各メーカーの調合による。現在、ジンは世界各国で作られているが、オランダ、イギリス、ドイツの生産が盛んだ。本家であるオランダのジンは、ジュニパー・ベリーの香りを活かした豊かな風味のあるジンが多い。対してイギリスで作られるジンはドライ。イギリスでは1~2%の糖分を加えた甘みのあるオールド・トム・ジンも好まれている。アメリカの禁酒法時代に普及したカクテルベースのジンはロンドンタイプのドライジン。オランダタイプのジュネバジンはストレートかロックで楽しむといいだろう。
ビーフィーター
750ミリ 47度 1,970円 サントリー 1820年以来、変わらぬレシピを守りつづけているビーフィーター。ロンドンドライジンの代表格。英国王室の近衛兵、ビーフィーターをシンボルに、爽快な香りと滑らかな味わい。カクテルベースとして好まれる。
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