小さな島の大きな奇跡 スリランカ
ヘルガズ・フォリー
世界一派手な、超個性派ホテル
キャンディの街はずれ、山の中腹に建つ真っ赤な建物が「ヘルガズ・フォリー」だ。館内はまるで迷路のよう。薄暗いロビーを抜けて真っ赤な壁にはにんまり笑った猫の絵のある踊り場を通り、鳥のモビールの舞う真っ青な壁のダイニングを過ぎて客室棟に向かう。ラウンジやダイニングには滴ったロウが再凝固したおどろおどろしい蝋燭が設置され、夜になればこれがともされるというからさぞかし、不気味、いや幻想的だろう。
全40室客室の内装は全て部屋ごとに異なるが、大方はサイケデリックなプリンセス風。天蓋付きのベッドや過剰なフリルのカーテン、魚の描かれた朱のコーヒーテーブルやシノワズリー的な女性がモチーフのブックエンドに至るまで、
全てが毒々しくかつキュートだ。
この内装はすべて、オーナーのヘルガさんの趣味。30年前このホテルをオープンし、以来ガンジーやシンディー・ローパーなどの有名人も泊まりに来たという。スコットランド人の祖母を持つが、心はスリランカ人。スリランカの文化を広めたい、と地元のアーティストの絵や彫刻を飾る。緑茶を好み、着物を愛着するが、日本は未踏の地。すべてが「ヘルガスタイル」なのだ。
No.32 Frederik E de Siva Mawatha,Off Mahamaya Mawatha,Kandy 94-81-2234571 http://www.helgasfolly.com/index2.html シングル、ダブル 75ドル〜
- 一人では入るのをためらうような少し不気味な建物
- 廊下に突如現れる猫にびっくり
- 全ての部屋のデザインは異なるが、基本はサイケだ
- これはトイレ。魚が泳いでいる
- 調度品はヘルガさんのお母さんが収集していたものが多いという
- 真っ青なダイニング。夜はこの蝋燭に灯がともる
- オーナーのヘルガさん。我流で和服を着こなしていた
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