小さな島の大きな奇跡 スリランカ
スリランカ人と占星術(2/3)
本当の占星術師。闇の世界の黒魔術師
占星術はでは、運命は生まれつき決まっているとされる。当然、生まれつき不幸な星の下に生まれた人も存在し、占星術師はそれらの不運の避け方を伝授する役割も担う。特に優れた占星術師となると、多くの人の災いを自分の身に背負うことになり非常に短命だ。そういう先生は営利目的で行っているのではないため、水道もない貧しい家に住んでいることが多い。一方、インチキな占星術師が存在するのはどこの世界でも同じだ。
少し話はそれるが、スリランカの一部ではまだ黒魔術を行っているという。特に裕福な人や賢い子供などはやっかみから黒魔術にかけられやすい。方法は、黒魔術にかけたい子供の髪の毛を一本もって魔術師のもとへ持っていき頼むだけ。魔術師は独自の調合を行い、秘密の薬を依頼主に手渡す。それを標的に飲ませれば魔術にかかるというわけだ。だから親は子供に他人の家でものを食べてはいけないと言い聞かすという。またよくあるパターンでは「惚れ薬」。身分制度の厳しいスリランカでは身分違いの結婚は歓迎されない。身分の低い人が高い人へ惚れ薬を飲ませたり、または子の結婚に賛成できない親が自分の子供に「別れ薬」を飲ませたり、用途は様々だが、スリランカではうっかり出された食事を頂くと大変なことになるかもしれない。しかし、その効力もこの不思議な島、スリランカという土地だけで威力を発揮するのだろうか。
- クルネーガラに住む占星術師ケーピーソーマパーラ先生は、アーユルヴェーダの先生でもあり、また毒蛇治療のスペシャリストでもある。
- 先生の家には700年前から350年前に書かれた占星術の古文書がある。古語で書かれているため読める人は少ない
- ケーピーソーマパーラ先生は営利目的ではないため、謝礼の額は決まっていない。このように葉っぱに包み、気持ちの分だけお礼を渡す
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