小さな島の大きな奇跡 スリランカ
スリランカ人と占星術(3/3)
意思を持つスリランカの不思議な宝石
別名宝石の島とも言われるスリランカ。ここでは宝石と占星術にも密接な関係がある。採掘の日時を決めるのも採掘した石をより分ける作業も、占星術で選ばれた縁起の良い時間。また宝石は強いパワーを持つとされ、占星術で告げられた運気の悪い時期は、その邪気を払うため石を身につける。スリランカではたくさんの宝石を身につけている男性を目にするが、それは意味があっての行為。現在日本で活躍するジュエリーデザイナーのニラーニ・モリオカさんは、占星術に基づいてジュエリーを制作する。ニラーニさんは依頼主の情報を信頼できる占星術師に占ってもらい、その人に必要な石でオリジナルジュエリーをデザインするのだ。ニラーニさんの使う石はどれも火を加えて精製していない言わば「生きた石」。通常我々が目にする石は火を加えてあるもので、石のパワーはほぼ失われているという。「宝石には意志があるの。宝石が自分を必要とする人を探し出してくるから私はそのお手伝いをするだけ」とニラーニさんは語る。大金を持ったお客さんが高価な石を求めてニラーニさんの元を訪れてきても、石の方が嫌り宝石のケースから消えてしまうことも。数日後にひょっこりと出てくるという不思議なこともあるという。実際にニラーニさんが持っていた100カラット近いアクアマリンを見せてもらった。手に乗せたとたん、びびっと電流が通ったみたいな刺激。全身に鳥肌が立つ。「それが宝石の力よ」とニラーニさんは微笑んだ。
- サファイア、ルビー、アメジストなど、豊富な種類の宝石が採れる
- 日本語が堪能なニラーニさん。スリランカで1000人以上の子供に教育の援助もしている http://imexpo.ocnk.net/
- ニラーニさんの作るジュエリー。神秘の力を持つという9つ石は「ナワラタナ」と言われ、お守りとしてもたれる
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