ファッション&スポーツビジネス特集
「プロ野球はもう人気がない」ってホント??-来場者数と視聴率(2/2)
プロ野球は今まさに、スターダムとしての地位を失おうとしている。
また、唯一の客観的データとも言える「放送試合の視聴率」を見ると、確かに巨人戦視聴率は年々低下している。しかし一方で、巨人戦以外による日本シリーズや地方局放映の視聴率の推移はさほど低迷していない。中には視聴率が年々増加している球団もあり、これだけ見れば「人気が低迷しているのは巨人戦だけ」と示唆されることになる。加えて、熱心なファンは試合を完全中継するCS放送を選択し、ライトなファンはインターネットによる結果確認のみで済ませる傾向(視聴率で測定できない視聴者の増加)が生じている可能性を鑑みると、視聴率の低下をそのままプロ野球人気の低迷に結びつけることには疑念が生まれる。
例えば07年8月9日、札幌テレビにより放送された「北海道日本ハムVS東北楽天」の平均視聴率は同地区で21.0%をマークし、瞬間最高視聴率は30%に迫る勢いであった。異なる地域の視聴率を比較できないため、全国中継の試合とは比べられないが、シーズン通しての北海道日本ハム主催試合の平均視聴率も12%前後と堅調な数字を持続している。
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