ファッション&スポーツビジネス特集
金属に魅せられた彫刻家 Shirow Tajima(3/4)
田島氏の彫刻作品は我々が一般的に思い描く「彫刻」とは少しイメージが違う。奄美大島滞在時から数回にわたり参加してきた「UNDERESTER EXHIBITION AQUART」は、主に水中が作品展示の場。水中にチューブで表現した花を咲かせた『はな』や、海上に机を置き、訪れた人々に引き出しに入っている指示書(例えば、水平線を見てくださいなど)に従って行動してもらいその感想を紙に書いてもらうという、参加者体験型の作品を制作。また、個展「しみいる」では、海水が入った金属の舟から徐々に水が染みだし、展示されている1週間の間に徐々に腐食していく様子を表現した、個展名と同タイトルの作品『しみいる』という作品を発表した。
空間や時間、変化や人の動きによって完成する田島氏の作品は、インスタレーション、立体造形とも呼べるが、田島氏は、「肩書きなんてどうでもいいですよ、僕の作ったものを素直に楽しんでいただければ良いんです」と笑う。
- AQUART2002年で発表した、海中に咲く『はな』
- 2003年の個展「しみいる」で展示した『しみいる』
- 2007年 島根県隠岐の島の外浜祭りで発表した『おもうこと』
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