スイーツ&スポーツビジネス特集
オリックス・バファローズインタビュー(3/5)
「プロ野球は“ブランド・ビジネス”」
- −オリックス・バファローズのマーケティング方針をお教え下さい。
- 三谷:基本的にプロ野球は“ブランド・ビジネス”であると考えています。魅力あるチーム、試合内容、ファンサービスを提供することでファンを多く動員し、チームのブランド価値を高め、そのブランド価値をスポンサー企業に様々な形で活用して頂く。こういった考えのもと、私たちは他球団に先駆けて様々な取り組みを実施してきました。スポンサー企業に対する取り組みとしては、例えば既に他球団にも定着した「ネーミング・ライツ(スタジアムなどへの命名権販売)」はその典型です。パブリシティ的な広告宣伝効果のみならず、“プロ野球球団”の知名度と信頼感をスポンサー企業に付与する効果があると考えています。また、直近の新しい取り組みとしては、京セラドーム大阪での「芝広告」というものがあります。京セラドーム大阪の外野エリアの人工芝にスポンサー企業のロゴをデザインする商品で、収入は球場側とシェアします。ただ、プロ野球をブランド・ビジネスと位置付けた場合、ファッション業界のような典型的なブランド・ビジネスと異なって、チームの商品価値が安定しないという点がネックとなります。チームが負ける、スター選手が引退する、自チームだけでなく相手チームに問題が出る、など自球団の努力だけでは避けられない事柄が多くあります。従って、やはりプロ野球全体が手を取り合って、そのブランド価値の向上に努めていく必要性を強く感じます。
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