スイーツ&スポーツビジネス特集
オリックス・バファローズインタビュー(5/5)
- −ファンに対してはどのような形でチームをブランディングしていくのでしょうか?
- 三谷:現在は、オリックス・バファローズの本来の在り方やポテンシャルを再考しています。周知の通り、現在の球団はオリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズの統合により生まれた球団です。これは「全く新しい球団が誕生した」というわけではなく、2つの母体球団においてそれぞれ持ちうる“資産(レジェンド)”、それはファンや選手、戦い方といったものを本来なら引き継いでいるはずなのです。このことを鑑みると、現在の球団は既存の資産を十分に活用できているとは言えないため、ファンと球団のヒストリーを遡って、昔からのファンに満足頂けるようなファンサービスやコミュニケーションを施したいと考えています。
- −チームの順位や勝ち負けに関してはいかがでしょうか?
- 三谷:チームとしてはここ数年、低迷著しいためにファンの期待に応えられない状況となっています。チーム成績と来場者数は必ずしも比例しないため、「チームが弱くてもファンが集まれば良い」という考え方もあるでしょうが、やはり私たちは「勝つ」ということにもっとこだわらなければならないと考えています。球団統合前のオリックス・ブルーウェーブ時代、神戸グリーンスタジアム(現スカイマークスタジアム)において日本で初めて「ボールパーク構想」を掲げ、実現してきました。その歴史から分かったことは、スタジアムでの非日常的な楽しさはファンにとって非常に有意義ではあるのですが、“やはり野球の試合を楽しんで欲しい”ということです。今後はその辺りに力を入れていきたいと考えています。
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